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患者さんからのお手紙

平成18年11月 B・Mさん 28歳(初診時) 右卵巣摘出、AIH10回、流産1回。母体を改善して、2度目の体外受精にて妊娠。

院長先生、若先生、スタッフの皆様

段々と朝晩ひえ込む季節となりましたが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。
ご報告が大変遅くなり、申し訳ございませんでした。

先日、7月6日に無事3066gの元気な男の子を出産することができました。妊娠初期には、切迫流産で少々入院していましたが、その時には流産止めの漢方を出していただき、それ以降何の問題もなく体調も良く、お腹の中の赤ちゃんも元気で、出産の日にいたることが出来ました。本当にありがとうございました。

私は、2000年に結婚し、なかなか子宝にめぐまれず、色々なストレスからか、自分の体調も崩れてしまいました。そんな中、不妊治療をはじめ、これといった原因もつかめず、人工授精も数え切れない程試みましたが、妊娠できず、途中自然に妊娠したものの、流産してしまいました。

その後、2004年6月、知り合いの方からのご紹介で、「玄和堂」様に通うこととなりました。院長先生、若先生に診ていただき、まずは自分の体を妊娠できる体にする事!!とのことで、毎日がんばって漢方薬をのみました。食べ物も注意された冷えるものは、ほとんど食べませんでした。

飲みはじめは体の変化は分かりませんでしたが、1年過った頃、少しずつですが、自分の体が元気になってきたのが感じとれました。今まで妊娠する自信というものが全くなかったのですが、この頃になると、不思議と「何だか妊娠できるかも・・・!」という気持ちがわいてきていました。(←きっと体調が良くなったからかも)

その後、若先生に診て頂きながら、体外受精(一度だけやってみたいとのことで)を並行して行い、10月に晴れて妊娠することができました!!2年・3年・・・と漢方を飲む覚悟でいましたが、飲みはじめて1年と4ケ月で妊娠できて、本当に夢のようです。

結婚して6年目で、やっと母親になれました。今は寝不足の毎日ですが楽しく育児をがんばっています。本当にありがとございました。

院長先生、若先生、スタッフの皆様、これからも体を大切にお過し下さいませ。

─この方への治療─


結婚歴3年8ケ月。18歳の時、右側卵巣を全摘。本人は問題ないとのことで人工授精を10回ほどする。その後、一度妊娠し流産する。抗核抗体値が高めであるという。高温期の不調を治し、母体の改善をして子供がほしいといって来院された。
身長158cm、体重50kgで中肉中背。生理は順調で6日間。冷房に弱い、アレルギー体質、顔がほてる。便通は1日1回。食欲はさかんで湯水は6杯。

腹診により当帰四逆湯の加味方を投与す。3カ月服用後、胸脇苦満(+)、瘀血(+)があるため、加味逍遙散と前方を併用してもらう。10カ月ほど服用後、体外受精を受け、2度目に妊娠に至る。この間、当帰四逆湯、加味逍遙散、柴苓湯等も投与する。その後、順調に経過し、無事に男児を出産された。色々と難しい点が多々あり、勉強させられた症例であった。



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