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患者さんからのお手紙

平成20年8月 G・Rさん 34歳(初診時) AIH5回、右卵管癒着の不妊、体質を整え5ヵ月で妊娠

拝啓 玄和堂診療所 先生、スタッフの皆様 連絡遅くなり申し訳ございません。私は、昨年の3月~7月まで通わせていただきましたが、8月に妊娠が分かり、今年5月4日に女の子が無事に誕生いたしました。こんな報告のお手紙を書ける日がこんなに早く来るとは思っておらず、本当に感謝しております。

私がそちらへ通うようになったのは、婦人科の病院へ不妊治療へも通い、大体ひと通りの治療が進み、次のステップは体外受精と言われ、病院への通院にかなりストレスを感じていたのと、体外受精にはやはり少し抵抗を感じていたため、ここで少し、病院はストップして、それ以外のできる努力をしてみようと思い、インターネットでいろいろ探してみて、こちらを見つけました。

正直、最初はネットでの妊娠率などの統計を見ても、“まさかこんなに”と半信半疑でしたが、実際行ってみて、全国からの患者さんの御礼の手紙を見て、ものすごく励まされ、信じてやってみようと思いました。

漢方薬を毎日煎じたり、食事に気を使う事は、思ったより大変ではなかったです。漢方薬は効果がゆっくりだと思っていましたが、飲み始めてすぐ、便秘や冷えが明らかに良くなり、体質の変化が感じられ自分でもびっくりでした。

月に一度の銀座への通院の時間も、診察までの時間を、ランチに行ってみたりいろんなお店を見てまわったり、映画を見て過ごしたり、一人で過ごす、すごく豊かな時間で妊娠が分かり、もう行かなくてもよくなった時には少しさびしく感じるほどでした。

先生との診察の時間も、今までの病院での診察の時の空気とは全く違い、気持ちがとても楽にしていられました。最後に診ていただいた時は、研修っぽい先生が外人の方と日本人の女性の方がいて「最近で一番いいお腹のかたさの人なので、触らせてもらって」と言われ皆さんに触ってもらい、ほめられたとうれしく思っていたら、その後の妊娠発覚でした。

その後の流産止めの漢方薬はつわりでほとんど飲めませんでしたが、こうして元気に母子共にいられたのは、漢方のおかげだと思います。本当にありがとうございます。

私がそうだったように、待ち時間にこうした手紙を読んで、少しでも気持ちが軽くなればと思い、長々書いてしまいました。

これからも、一人でも多くの方が、体調が良くなり、赤ちゃんと出会えるよう願っております。
悩んでいる患者さんたちのためにも先生方も、お体に気をつけて、いつまでも診療所を続けていって下さい。

本当にありがとうございました。

敬具

─この方への治療─


結婚歴6年8ヵ月。タイミング法、人工授精5回するも妊娠に至らず。右卵管が癒着しているとのこと、他には特に問題はない。生理は順調で周期27日で生理痛はあり。体型は中肉中背である。首、肩が凝り、空腹時、胃が痛む。冷えがある。便通は1日1回。食欲はふつうで湯水は5~6杯。

腹証により先ず、当帰芍薬散料を投与。2ヵ月服用後、桂枝茯苓丸料に変方。これを3ヵ月服用後、自然妊娠に至る。早い妊娠である。その後、順調に経過し、女児を出産された。当初より瘀血の圧痛点は見うけられたが、桂枝茯苓丸料を服用することで消失し、妊娠に至ったと思われる。

腹証により真武湯を投与。その後腸の具合良く、温経湯に変方。これを8ヵ月間服用。この前後からカウフマン療法と併用しながら当帰芍薬散を処方し、1年後に妊娠に至る。その後順調に経過し、男児を出産された。難しい症例であったが、漢方で体の状態を良くし、併用することで良い結果が得られたと思う。



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