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患者さんからのお手紙

平成21年 2月 W・Tさん 33歳(初診時) 左卵管閉塞、右ピックアップ障害、卵巣機能低下の不妊

時折春の陽気を感じる日も出てきました。
玄和堂の皆様いかがお過ごしでしょうか?
大変遅くなりましたが、出産の報告とお礼を申し上げたく筆をとりました。

一昨年(平成19年10月25日)に2,830gの女の子を出産し、現在は家族で楽しく健康に暮らしています。(もう、1歳です・・・)

7ヵ月に及ぶ漢方服用と妊娠中にも流産どめなどの薬を飲んでいたこともあって、びっくりする程の超スピード安産でした。本当に感謝しています。

体外受精しか妊娠の望みはないと思っていた矢先、雑誌でみた記事を頼りに玄和堂の扉をたたいて良かったと心底思っています。

大勢の方が同じ悩みを持って通院しているということや、待合室で聞こえる「おめでとうございます」という妊娠報告の電話を受ける声、壁一面に貼られた出産報告などを心の支えに、毎日欠かさず薬を飲み続け、食事を改めて前向きに過ごすことができました。

産後は育児に追われ、その教えを忘れた生活をしていますが・・・。ですが、どんなにイライラさせられても我が子が愛しく、抱きしめられる喜びに毎日感謝しています。まわり道をして掴んだ幸せなので深いものがあります。そして、そのまわり道で得たものもとても大きいです。本当にお世話になりました。

今後も多くの人に幸せをもたらすことができますよう願っております。

ありがとうございました。皆様お元気で。

─この方への治療─


結婚歴3年1ヵ月。左卵管閉塞、右はかろうじて通っている。ピックアップ障害もあり、体外受精しか可能性はないと。20歳前半に急激なダイエットにより体重が減少し、卵巣機能不全となり、薬で生理を起こす。27、28歳頃は、自然と生理もくるようになり、排卵もあるよう。が、最近の検査で卵巣機能は良くないと言われ、体外をするにしても卵巣を元気にしたいと言って来院された。生理は順調で4~5日、生理痛あり。身長162cm、体重53kg。頭痛、めまい、貧血あり。便通は1日1回。食欲は普通、湯水は7杯。

腹証により当帰四逆湯の加味方を投与。同薬を7ヵ月強服用。この間、検査をし右卵管はよく通っていると。基礎体温の高低差もはっきりし、排卵している様子。又、頸管粘液が少し増え始めころ妊娠に至る(HCGの注射を1度打つ)。その後、切迫流産を乗りこえ、無事女児を出産された。証に随(したが)い、下腹部、鼠径部の突っ張りを解消することで妊娠に至ったと思える。「随証療法」に従い、治療していくのは漢方の特徴であります。



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