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患者さんからのお手紙

平成23年 2月 T・Kさん 30歳(初診時) 卵巣のう腫摘出後、体質を改善し、体外受精で妊娠

玄和堂診療所 先生、スタッフの皆様

まだまだ寒さが厳しい中、時折あたたかな日があります今日この頃、皆様お元気におすごしでしょうか。

昨年11月に、長女を無事出産することができました。3010gで元気な産声をあげて生まれてきてくれました。
妊娠中は大きなトラブルもなく、分娩こそ18時間程要しましたが、それでも自分では安産だったと思っています。

私が玄和堂にお世話になったきっかけになったのは友人のすすめでした。
すでに子宮内膜症と卵巣のう腫の手術をした後で、癒着体質でもあったので、病院での不妊治療をすすめながら、体質を改善していく方針でずっとお世話になっていました。

先生はいつも優しくおだやかにいろんなアドバイスを下さるので、玄和堂に行くことで元気を頂いていたように思います。毎日毎日漢方薬を煎じて飲んでいるうちに、またアドバイス通り体をあたためる努力をしたり、黒いもの・赤いものを摂り、運動を心がけたりしているうちに、冷え(特に冬)が大分改善されました。

不妊治療の病院を転院したいと考えていた時も、(体に負担の少ない治療をする他の病院に移ることにしたのですが)先生に背中を押してもらえて、悩んでいた問題から扉をあけて足を出すきっかけをつくってもらったと感謝しています。

流産という悲しい経験もありましたが、私でも妊娠できるんだ!という自信にもつながりましたし、確実に体質が変わった手ごたえを感じました。基礎的な、東洋医学的な“体づくり”があったからこそ、体外受精の結果もよいものをもたらしていただけたのだと思っています。

体温表も9枚目に突入し、約3年通いつづけたことも、今となってはほこらしいような気持ちです。
妊娠がわかり、そちらで“安産のおまじない”をしていただいた時は、はじめて“私、また妊娠できた”という喜びを感じることができ、涙が出ました。不安ばかりが胸にあった日々だったので、本当に嬉しかったです。

今、玄和堂に通ってらっしゃる方にも、必ずその想いが叶いますことを心から祈っています。とにかく、先生を信じること、そして自分の体を信じてあげること、それにつきるように思います。
漢方はじわじわと効くもの、飲みつづけて、体のためにできることを少しでも長く続けていくことが大切だと私は思います。

我が子は本当にかわいいです。今でも、自分に子供ができたことが信じられない、幸せすぎる、と涙することが多い日々ですが、この幸せをたどって戻っていくと、玄和堂のドアをはじめてあけたあの日につながっているのだと胸がいっぱいになります。

本当に、ありがとうございました。お世話になりました。皆様、お身体大切に。これからもたくさんの人に幸せを与えつづけていかれて下さい。

平成23年2月吉日

 

─この方への治療─


結婚歴4年11ヵ月。受診される前月に、両側卵巣のう腫ののう腫摘出、と同時に子宮内膜症の治療もしましたと。色々とゆ着があり、できやすい体質といわれた。卵管、夫には特に問題もない。生理は不順で周期にバラつきがあり、高温期が短く、生理痛もある。身長164cm体重52kg。首、肩、背中が凝り、お腹が張り、ガスがたまりやすい。冷えもあり、冷えるとお腹が痛む。便通は毎日あり。食欲はふつう、湯水は5~6杯。

腹証により、当帰四逆湯と折衝飲を処方し、一日交互に服用してもらう。これを11ヵ月ほど服用後、お腹の状態も良くなり、当帰芍薬散に変方。6ヵ月服用後、冷え、ガス腹をポイントに、当帰四逆湯と当帰芍薬散に変方。1年後、体外受精を行い、妊娠されたが、流産されてしまう。その4ヵ月後、再び体外受精を行い、妊娠された。その後順調に経過をたどり、無事に女児を出産された。冷えと瘀血を解消し、状態の良いお腹になってから体外受精での妊娠。長い期間であったが、本人の頑張りが、妊娠へと導いたのであろう。



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