TOP患者さんからのお手紙 > 平成26年2月 D・Eさんからのお手紙

患者さんからのお手紙

平成26年2月 D・Eさん 39歳(初診時) AIH4回、移植4回の不妊、漢方服用にて着床し妊娠

寺師先生、玄和堂診療所スタッフの皆様
ごぶさたしております。通院中は大変お世話になりました。報告遅れましたが、平成25年11月帝王切開にて2780gの男の子を出産いたしました。私もいつの間にか43歳になってしまい、この歳で子供の顔を見る事ができるとは思いませんでした。慣れていない育児で毎日忙しい日々を過ごしています。

最後に診療所に行ったのは一昨年の9月になるので、もうそんなにたってしまい、時間の早さにびっくりします。初めて診察して頂いたのが平成22年8月ですから、もう4年も前の事になります。TVで寺師先生を見て予約しましたが、診察は一年後でしたので、足かけ5年になります。当時、私は北海道札幌市に住んでいました。

当時の私は治療効果もなく、3回目の凍結胚移植でも妊娠することはなく、治療に対して望みも持てずにいました。通院は大変でしたが、とてもいい気分転換になりました。銀座で1人で買い物したり、おいしい物を食べたり楽しかったです。

私も43歳になり、子供が欲しいと思っても年齢的に限界だろうし、子供が成人になった時には63歳。高齢出産で子供をきちんと育てていけるのか、経済的にも不安でした。幸いな事に、凍結胚が2個残っていました。凍結胚をクリニックで保存してましたが、一年で2万円も保存代もかかるし、遠方で通えないので、昨年3月に凍結胚2個移植しました。そのうちの1個が着床し、今回出産に至りました。

今まで移植し4回も失敗したのに、今回なぜ妊娠したのかすごく不思議でした。ですから妊娠していると判明しても、うれしいというよりは本当かな?としばらくは半信半疑でした。そのうち、胎動を感じたり、お腹もでてきて少しずつ妊娠を実感しました。

通院中、待ち時間に私も他の方の手紙を読んでました。いつか私も御礼の手紙を出せる日を夢見ていましたが、実際に現実となり、とてもうれしく懐かしく思い出します。そしてもうそちらにおじゃますることもないんだろうな~と思うと寂しくもあります。約2年半は毎月漢方薬を送ってもらいました。スタッフの皆様どの方も親切で丁寧な対応でした。

年齢には限界はあると思っていましたが、夢は叶える為でもあり、自分にできることは何でもやってみる事の大切さも改めて感じました。努力は絶対に無駄にはならないと思いました。

長くなりましたが、先生、スタッフの皆様には本当にお世話になり、感謝してもしきれません。いつか息子がもっと大きくなったら診療所におじゃましたいと思っています。私のように不妊で悩んでいる女性をこれからも救ってあげてください。本当にお世話になりありがとうございました。(一部抜粋)

─この方への治療─


結婚歴5年11ヵ月。子宮内膜を厚くし高温期を保ちたいと訴え来院。AIH4回、顕微授精し移植4回するも妊娠に至らず。卵管問題なし。身長156㎝、体重55㎏。便通は3日に1回と便秘気味。食欲普通。湯水は14~15杯。夫は精子の運動率が悪く顕微授精を勧められる。

まず腹証より大柴胡湯合桂枝茯苓丸料を処方。服用6ヵ月頃より高温期がはっきりする。体重4kg減、瘀血の改善もみられ、当帰芍薬散料に変方し約2年間服用。凍結卵を戻し妊娠。無事男児を出産された。(服用2年7ヵ月) この方は、漢方の服用により体重を落とし瘀血を解消。受精卵が着床に至った経緯から、子宮内膜の状態が改善されたのだろう。



<前の手紙 | 次の手紙>


このページのトップへ