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患者さんからのお手紙

平成27年12月 W・Kさん 26歳(初診時) 無月経、多嚢胞卵巣症候群の不妊、漢方服用し自力で生理、そして妊娠

玄和堂診療所のみなさまへ

いつも大変お世話になっております。ご報告が遅くなりましたが、8月に3005gの元気な男の子を出産いたしました。寺師先生にはいつも温かく迎えていただき、楽しいお話をまじえながら前向きな、そして適格なアドバイスをいただき本当にありがとうございます。約5年間、漢方を服用し、こうして無事に出産できたことをうれしく思います。

これまでを思い返すと、初潮の頃から、自力での生理が全く来ず、生理を起こさせる注射を3~4ヵ月に1度打つという生活が約8年続いていた26歳の時に、テレビで寺師先生のことを知り、こちらに通い始めました。重い多嚢胞卵巣症候群の私は、妊娠というより、まず普通に生理が来る体になりたいという一心で服用を続けました。

また冷えにも十分注意し、冷たい飲み物は飲まない、体を冷やさないということをいつも心がけました。約3年服用した頃、初めて自力での生理が来て、3~6ヵ月に1度という不規則ではありますが、それ以来自力で生理が来るようになり、体の中から改善されたのを感じました。

その後結婚し、クロミッド+タイミング×1回、クロミッド+人工授精を1回行った時に妊娠することができました。漢方を5年服用した31歳の時のことです。それまでに自力での生理が10回ほどしかきたことのない私が妊娠できたことは奇跡的なことだと思います。

周りの友達は普通に生理が来て、簡単に妊娠、出産していくのに、どうして自分の体はこうなんだと辛い気持ちになったことがたくさんありました。学生の頃からきっと自分は子供は授からないだろうという不安がいつもありました。でもこちらに通い始め、待合室にある妊娠された方の手紙を読み、いつか自分もこうして手紙を書きたいと思い、また待合室のファイルにある妊娠された方の基礎体温表を見て、奇跡のように妊娠されているグラフを見て、自分もこの奇跡のように妊娠したいと思いながら服用を続けました。

スタッフの皆様には、大変お世話になり、いつも笑顔で接してくださりありがとうございました。寒さが厳しくなってまいりましたので、お身体にお気をつけてお過ごし下さい。本当にありがとうございました。

─この方への治療─


26歳の時に無月経にて来院された。初潮の後、1回生理があったがその後は月経がなく、婦人科にて注射で生理を起こさせていたとのこと。多嚢胞卵巣症候群、高プロラクチン血症を指摘されている。身長164cm、体重55kg。胃腸が弱く、寒がりで冷房に弱い。食欲はふつうで湯水は8~9杯ほど。便通は1日1回。小水1日8回。

まず腹症より当帰四逆湯を投与。冷えが改善された頃より当帰芍薬散料を投与。約3年服用した頃、初めて自力にて生理が来る。その後結婚。腹証をみながら当帰芍薬散料、排卵を促しやすい温経湯を投与。通院を続けられ、人工授精にて妊娠。妊娠後は芎帰膠艾湯、つわり止めの小半夏加茯苓湯を服用。順調に経過し、無事男児を出産された。



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