妊娠しやすいお腹・妊娠しにくいお腹
昔から、日本漢方は腹診をとても大切にしてきました。何故なら、今のように検査医学が進んでいない世界では、患者さん自ら発する病的な状態を、医師が自らの五感で受け取めるしか無かったのです。 体の中の臓器がが弱まると表面の皮膚や筋肉が反応して、体を守ろうとして緊張し堅くなります。要するに、体の防衛反応です。それを捉えていくのが腹診です。 今でも漢方の診察においては、体の健康状態及び病的状態の指標となる腹診 […]
昔から、日本漢方は腹診をとても大切にしてきました。何故なら、今のように検査医学が進んでいない世界では、患者さん自ら発する病的な状態を、医師が自らの五感で受け取めるしか無かったのです。 体の中の臓器がが弱まると表面の皮膚や筋肉が反応して、体を守ろうとして緊張し堅くなります。要するに、体の防衛反応です。それを捉えていくのが腹診です。 今でも漢方の診察においては、体の健康状態及び病的状態の指標となる腹診 […]
なかなか、難かしい漢字ですね。でも漢方界ではとくに有名な言葉の一つなのです。なぜなら、気の巡りが悪い時にもっとも現れやすい症状だからです。 「咽中炙臠(いんちゅうしゃらん)」は、別名を「梅核気(ばいかくき)」とも呼ばれています。時々、患者さんの中には喉の奥に”梅干の種”か?なにかが支えた感じがすると、訴える人がいます。けれど耳鼻科などで診てもらっても何もなく、” […]
~アンチエイジングと卵子の老化~ 「アンチエイジング」という言葉が市民権を得てから久しくなります。しかし、漢方では2000年前の昔からごく普通に語られて来ました。要するに若さを保つ秘訣であり、キーワードは『腎虚』です。 漢方において、腎には生命エネルギーの根源となる「腎精」が宿るとされます。この「腎精」の盛衰が人間の発育、成長、老化の過程、および生殖機能に深く関わっていると考えます。「腎虚」とはこ […]
今年は戌年。犬は昔から安産と子沢山のお守りと言われています。その戌年の桜咲く弥生に 妊活に役立つ漢方blogを始められて嬉しく思います。 さて、そろそろ本格的な春を迎え、桜の花が開花する時期が近づいて来ました。 写真は、少し前のまだ寒い頃の『桜坂』です。 人も疎らで淋しい・・・ ところで、桜の花が咲くには、700度に達しないと開花しないと… (NHKニュースによると600度らしいが…) 皆様は知っ […]